2008年度 総合科学部 学部課程 — 1年(後期)

健康と福祉

教授・山本 真由美, 教授・小原 繁, 教授・荒木 秀夫, 教授・武田 美雄

2単位

目的

「健康と福祉」について,基本的な知識·情報を得るとともに,関連する諸問題を分野横断的に考察することで,その解決策を見出すことが本授業の目的である.そのために,健康および福祉分野に関わる教員から現状の解説と問題の提起をし,学生の皆さんは自分たちでどのように対応できるかということを,レポートおよび討論を通じて考えてもらう.

概要

現代社会における「健康と福祉」に関連する諸問題を理解し,その問題解決策を討論する.

キーワード

健康,メンタルヘルス,福祉,環境

注意

自らの考えを持ち,問題解決策を見出すことを重視し,積極的な姿勢で授業に参加することを希望する.

目標

1.現代社会における「健康と福祉」に関連する諸問題を理解し,その問題解決策を考える力をつける.

計画

1.ガイダンス
2.医療費,介護費の現状(小原)
3.生活習慣病の現状(小原)
4.身体障害者の健康・福祉の現状(小原)
5.個人と行政の健康・福祉問題への取り組み方(小原)
6.特定保健用食品ー新たな分類とその基準(武田)
7.薬と食品_サプリメントの相互作用(武田)
8.薬の生い立ちーアスピリン,ペニシリン,インシュリン,モルヒネ,プラバスタチンなど(武田)
9.身心相関論 -身体は心と,どう関わるか-(荒木)
10.脳の健康,身体の健康(荒木)
11.「知」・「情」・「意」に及ぼす運動の効果(荒木)
12.虐待とPTSD(1)概念と歴史(山本)
13.虐待とPTSD(2)現状(山本)
14.虐待とPTSD(3)対応法(山本)
15.試験
16.授業総括

評価

出席点,レポートおよび講義への参加姿勢によって総合的に評価する.

再評価

なし

参考資料

参考文献,資料等,各教員から提示,配布する.

連絡先

小原(088-656-7213, obara@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
武田(2N02, 088-654-7246, takeda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
荒木(3119, 0886567214, araki@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
山本(3s06, 088-656-7192, yamamoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)

備考

講義の順序は都合により変更されることがありますが,それは第1回目の講義の折りにお知らせします.