現代GP体験ゼミ
目的
本授業は,留学生向け「日本事情IV」との協働授業です.留学生と一緒になって,徳島を知ることで,日本人の視点と留学生の視点を感じ取ることが重要です.徳島大学で学び,徳島に住むことを選んだ留学生に対して「徳島」を深く知ること,さらに自分にとっての「徳島」をつかむことを第一の目的とする.徳島の象徴の一つ,また心のふるさとといわれる「吉野川」をいろいろな側面から学ぶ.また内容を重視しながら,総合的な日本語の習得も目指す.
概要
徳島在住の様々な分野の方から「吉野川」をめぐる話(講演)」を聞く.事前にことばや表現の学習を終えて,講演を聴き,どのくらい話の内容がわかったかを確認する.また吉野川について自分でテーマを探し,調査発表をする.今年度は,1吉野川概要2吉野川流域の農業 3吉野川流域の生活 4第十堰問題について他,各自のテーマに沿った講演を考えている.
キーワード
吉野川,徳島を知る
注意
最終的に自分のテーマを決めて,調査·研究·発表という流れを体験します. 従って積極的な授業への取り組みを期待します. 受講留学生の人数によって,受講の制限が生じる場合があります.
目標
1. | 「吉野川」に対する知識を持ち,徳島や徳島の人を知る. |
2. | 徳島を知ると同時に,自分の国,故郷について,もう一度考えてみる. |
3. | 様々な人の講演を聞き,準備と振り返りの活動を通し,授業の形式を理解すると共に,受身でない係わり方を体得する. |
計画
1. | 自己紹介·授業の目的説明 |
2. | 講演準備(資料等による地名·ことば·表現の確認質問の作成) |
3. | 講演を聞く(質疑応答を含む)① |
4. | 講演を振り返る(ビデオ等による内容の確認,意見感想の交換). 講演②準備(資料等による地名·ことば·表現の確認質問の作成) |
5. | 講演を聞く(質疑応答を含む)② |
6. | 講演を振り返る(ビデオ等による内容の確認,意見感想の交換). 講演③準備(資料等による地名·ことば·表現の確認質問の作成) |
7. | 講演を聞く(質疑応答を含む)③ |
8. | 講演を振り返る.自分の発表テーマをについての資料準備.講演準備④ |
9. | 講演を聞く④(質疑応答を含む) |
10. | 講演を振り返る.自分の発表テーマをについての資料準備. |
11. | 地域への聞き取り,テ ィスカッション |
12. | 聞き取りを振り返り整理する.自分の発表テーマをについての準備. |
13. | 発表準備 |
14. | 各自のテーマで発表 |
15. | 発表をまとめてレポートにする指示や方法を検討 |
16. | 総括授業 |
評価
講演毎のまとめ,発表,レポート,授業の取り組み状況などを総合的に評価する.
再評価
無
教科書
特に指定しない.随時プリント等の資料を配布する.
連絡先
三好(総合科学部3号館北棟2階 2N03, 088-656-7250, miyoshi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
橋本(088-656-9872, hashimoto@isc.tokushima-u.ac(no-spam).jp)