2008年度 総合科学部 学部課程 — 1年(前期)

基礎ゼミナール(講読)

教授・森岡 芳洋

2単位

目的

総論を参照すること.

概要

日本人の「英語強迫症」を少しでも緩和できるように,言語の認知科学の専門家によって書かれた『英語学習7つの誤解』を読み進みながら考えてみる.

目標

1.総論を参照すること.

計画

1.導入
2.母語・外国語・第二言語とは何か
3.誤解1「英語学習に英文法は不要である」
4.役立つ英文法を身につけるコツ
5.誤解2「英語学習は早く始めるほどよい」
6.早期英語教育は効果的か?
7.誤解3「留学すれば英語は確実に身につく」
8.誤解4「英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である」
9.誤解5「英語はネイティブから習うのが効果的である」
10.「英語で考える」を考える
11.誤解6「英語は外国語の中でもとくに習得しやすい言語である」
12.誤解7「英語学習には理想的な,万人に通用する科学的方法がある」
13.ことばを意識的に捉えることの重要性
14.達人達の英語学習法に学ぶ
15.あとは動機づけと目標設定
16.まとめ

評価

総論を参照すること.

再評価

行わない

教科書

大津由紀雄(著) 『英語学習7つの誤解』(2007) 日本放送出版協会

連絡先

森岡(088-656-7122, morioka@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)