基礎ゼミナール(講読)
教授・依岡 隆児
2単位
目的
「総論」を参照すること.
概要
自分にとって未知なことには人は尻込みするもの.しかし,今こそあえて未知にふれてみましょう!「未知」をテーマにした現代の評論やエッセイ,文学作品を読むことで,現代のさまざまな問題を考えていきます. 20世紀に書かれた作品を中心に,基本的には一回で一つの作品の一部を,受講生全員で読んで行きます.三色ボールペン方式で線を引きながら重要な箇所や自分が心引かれた箇所を披露しあうことで,現代を多面的に捉えるトレーニングと,読書の楽しさを味わえるようにします.最後には簡単に本についてのミニプレゼンテーションもやってもらう予定です. 予定している作品は,外山滋比古『読みの整理学』,養老孟司『バカの壁』,内田樹『先生はえらい』,河合隼雄『影の現象学』,ボルヘス『砂の本』,ヴォネガット『スローターハウス5』,ル=グウィン『ゲド戦記 1 影との戦い』,フロイト『無気味なもの』,宮沢賢治『注文の多い料理店』,鷲田清一『「聴く」ことの力』,ゾペティ『いちげんさん』など.文献検索の講習や図書館見学も予定.
キーワード
未知,読書,現代社会
関連科目
注意
「総論」を参照すること.
目標
1. | 「総論」を参照すること. |
計画
1. | ガイダンス |
2. | 図書館見学,文献検索の仕方 |
3. | テキスト講読(線を引きながら,披露しあう)(3~12回) |
4. | グループごとに本についてのミニプレゼンテーション(13~15回) |
評価
「総論」を参照すること.より具体的には授業時に説明します.
再評価
行う場合もあります.
教科書
授業中にコピーを配布,ただし,上記の予定作品はあらかじめ手に入れておいてくれることをお勧めします.
参考資料
必要に応じて授業時に配付します.また,上記テキストの他にも,このテーマに関する興味深い文献は多数存在します.授業時に少しずつ紹介していこうと思います.
連絡先
- オフィスアワー: 火曜日12時から13時