2008年度 総合科学部 学部課程 — 1年(前期)

基礎ゼミナール(ディベート)

准教授・長井 伸仁

2単位

目的

ディベートの準備と実践を通して,いろいろな角度から問題を考え議論する能力を身につける.

概要

この授業で行うディベートとは,一つのテーマについて,いろいろな角度から問題を検討し,論じ合うことを主眼とするものである.この作業を通して,論述·発表能力の向上をはかるとともに,論理的かつ柔軟な思考力を身につけることを目指す.学生が主体となって討論を進める授業を目指す.

注意

グループ学習に重点が置かれるので,授業には必ず出席すること.

目標

1.テーマに関して,自ら論点を見いだし,資料の収集と分析にもとづき論を組み立てることができるようになる.
2.相互に意見を述べ合い,討論しながら,問題にアプローチする方法を身につける.

計画

1.まず,ディべートの方法について学ぶ.
2.グループに分かれ,それぞれがテーマに関する資料を集めて分析し,その結果をもとに論の構成をおこなう.
3.各グループが賛成・反対両方の立場から,立論スピーチ,質疑応答,反駁スピーチ,サマリー(まとめ)の練習をおこなう.
4.最終授業時に,グループ対抗のディベートを実施する.

評価

授業への取り組みとディベート実践の評価をもとにする.

再評価

なし

教科書

教 材:授業でプリントを配布することがある.

参考書:必要な資料·図書を随時紹介する.

連絡先

長井(3116-2, )
オフィスアワー: 月曜の昼休み