国際文化基礎演習 (その3)
目的
現代世界の抱える諸問題からあるテーマを選び出し,それをめぐって共同で調査·分析,報告,討論を行う,「能動的に参加し,互いに学び合う」形式の少人数型授業です.自分たちでどのように資料を見つけ出し,得られた情報を整理して報告にまとめるか,ディスカッションをいかに生産的なものにするかといった,現代の社会人に必須の技法も併せて学びます.また,「情報処理演習」で学んだ技法をプレゼンテーションにおいて生かす場でもあります.
概要
講義は吉田文美先生が担当し,テーマは「ジェンダーが生み出すイメージ」です. ジェンダーという概念について,身近なところで目にすることの多い映像やイメージ,耳にすることの多い言葉に表れたものを中心に取り上げて考えます. 最初の3回は,共通テーマに関連して,問題提起と資料の紹介を兼ねた 講義を行います. 4回目は,質疑応答を経て,どちらの曜日の受講者も3クラスに分かれて,口頭発表とディスカッション中心の演習形式の授業にはいります. 〔後期は,前期と同じテーマをもとにディスカッション中心の演習形式の授業を行います. 後期のクラス所属は前期のクラスと同じものにはなりません.〕
注意
この科目は2年生と3年生以上が受講します. 平成16年度以前の入学生は計8単位,平成17年度の入学生は計6単位を取得しなければなりません.前期は2年生と3年生の混合クラス,後期は,2年生中心のクラスになります. 前期は火曜日の1・2限目と水曜日の5・6限目に開講されますが,どちらの時間のどのクラスで受講するかは,コースで指定します. 〔後期は火曜日の1・2限目のみの開講になります.〕4月中旬にはオリエンテーションを実施しますにで,必ず出席してください.発表も討論も学生が主体になりますから,必ず出席し,発表や討論に積極的に参加しなければなりません.
目標
1. | 資料の調査·分析,情報の整理と口頭発表,討論,発表や討論の記録作成などを不足なく行えること. |
計画
1. | 吉田文美先生の講義「ジェンダーが生み出すイメージ」(1) |
2. | 吉田文美先生の講義(2) |
3. | 吉田文美先生の講義(3) |
4. | 吉田文美先生の講義(4)〈質疑応答のあとクラスに分かれます〉 |
5. | 研究テーマの設定と調査 |
6. | 資料・情報の収集と分析 |
7. | 口頭発表とディスカッション |
評価
口頭発表の準備とプレゼンテーションの充実度,討論への参加の程度,発表や討論の記録作成への貢献などの観点から総合的に評価します.
再評価
行いません.
教科書
授業の中で紹介します.
連絡先
- オフィスアワー: 各先生のシラバスを参照してください.
備考
平成19年度前期