2008年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学部課程 — 3年(後期)

国際文化ゼミナール (その2)

教授・桂 修治

2単位

目的

このゼミナールでは,日本とヨーロッパの文化や社会について,その共通点や相違点,および関係についてともに考えます.そこでは,表面に現れた現象だけを単純に比較するのではなく,その現象の背景となっている社会のありさまを掘り下げて,構造的に理解することをめざします.

概要

日本と現代ヨーロッパの社会文化研究.テーマ領域としては学校教育,環境保護,スポーツ,音楽などが考えられますが,テーマはできる限り受講者諸君の希望に応じます. 外国の文化を知る上で最も良い方法の一つは,直接,相手の国の人々と交流することでしょう.桂はドイツの学校や各種団体と交流を続けていますが,参加者からの希望があれば,学生諸君にも,種々のかたちでこのような交流に参加する機会を提供します.インターネットによる交流,さらにできれば現地での交流など(交流は英語を媒介語として行なうことができます).

キーワード

卒業研究につながるゼミナール,比較文化的関心を深める

注意

ヨーロッパへの関心,比較文化的な関心を持つ受講者を歓迎します.

目標

1.ヨーロッパの社会や文化における種々の現象を,具体的かつ構造的に理解するアプローチを身につける.

計画

1.3年次では,いくつかのテーマに基づいて基本図書を講読し,ディスカッションを行います.4年次では,各自が選択したテーマについての研究を深めます.

評価

ゼミナールへの積極的参加の度合いによって総合的に評価します.

再評価

なし

教科書

ゼミナールで選択するテーマに応じて指定します.

連絡先

桂(2308, 0886-656-7136, katsura@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 木曜3·4時限,金曜5・6時限