2008年度 総合科学部 人間社会学科 国際文化コース 学部課程 — 3年(前期)

国際文化ゼミナール (その3)

教授・石田 三千雄

2単位

目的

卒業論文作成へ向けての専門研究のためのゼミナールです.3年次以降に,このゼミナールを通じてみなさんは個別テーマの研究に着手することになります.国際文化コース所属の全教官が担当し,研究領域に応じて複数のクラスを開講します.これは特に哲学·思想サブコースに関わるゼミナールです.

概要

哲学思想に関する諸問題を扱う.哲学·宗教·文学など,さまざまなジャンルのテーマを各人の関心·興味により自由に考察する.

キーワード

哲学,思想,倫理

注意

月に1ないし2回の発表があるので,何を発表するか,準備をしておく必要がある.発表はつねにレジュメを用意すること.

目標

1.卒業研究を完成させるに足る知識と技法を獲得すること.

計画

1.参加学生諸君の話し合いにより,一人の学生·科目履修生が月に1ないし2度の発表をローテーションで行い,それを中心に討論によって進めていく.
2.参考のためにこれまでの発表題目の例を挙げると次の通りである.(1)「言語」という夢―言語に関する幾つかの誤解の解消のために―(2)日本人の宗教「的」意識について(4)哲学·政治·人道(5)現実とは何か―荘周の認識論―(6)スピノザ哲学の考察―決定論と自由の整合性から―(7)バリ島の宗教について(8)グレゴリオ聖歌について(9)イスラム教と悪魔について(10)ヨブ記について(11)古代ケルトの宗教について

評価

発表したレジュメと出席で評価する.

再評価

無し

教科書

資料·レジュメは各自で用意する.

連絡先

石田(2328, 088-656-7147, mishida@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日 14時∼15時