日本語教授法I
2単位
目的
日本語教育における文法とは何かを理解し,日本語を教えるために必要な文法項目を体系的に理解する.個人の言語直感は主観的な場合があることに気付き,客観的な日本語観を養うとともに日本語を内省する能力を身につける.
概要
日本語を教えるための文法を理解する.
注意
出席と授業態度を重視する.
目標
1. | 日本語教師を目指す者として,基本的な日本語の規則を理解する.また,文法が外国人対象のテキストで,どのように取り上げられているかを理解する.さらに,実際の資料(日本語)にあたって,日本語を研究したり論文をかくための基本的な方法を身に付ける. |
計画
1. | 日本語教育における日本語文法の視点にたった実践的な知識や教え方を理解することが第一の目的である.指定の教科書を元にして学習を進めるが,実際の資料にあたることを重視する.適宜,外国人対象のテキストの分析をする.以下は取り上げる文法項目である. |
2. | 日本語教育における文法とは何か |
3. | 動詞文,形容詞文,名詞文 |
4. | 助詞 |
5. | ヴォイス(使役,受身など) |
6. | アスペクト |
7. | テンス |
8. | モダリティ |
9. | 「は」と「が」 |
10. | 日本語教科書 |
評価
出席および授業態度で評価する.
再評価
無
教科書
益岡隆志1993『24週日本語文法ツアー』くろしお出版
参考資料
適宜,自作の教材など.
連絡先
未定
備考
隔年開講.2008(平成20)年度は開講しません.