インタラクティブコミュニケーション論
目的
マルチメディアを扱うためにはコンピュータを用います.コンピュータの動作原理の理解なしにアプリケーションソフトの使い方をいくら学んでも,本当に使いこなせたことにはなりません.たとえば何らかの理由でソフトウェアが思い通りの動作をしないとき,原因が何であるかを的確に見出すには,コンピュータの中でデータがどのように蓄えられ,処理されているかを知っておかなければなりません.これを学ぶには,自分でプログラミングを行ってみるのが一番の早道です.ここではその目的のためにC言語と呼ばれるコンピュータ言語を用い,プログラミングの基礎を学びます.履修を終えると,マルチメディアデータがどのように処理されるかが理解できるようになり,かつプログラミングによってどのような(市販のアプリケーションソフトにはできない独自の)マルチメディア処理が可能になるかを知ることができます.
概要
プログラミングを通じ,コンピュータの動作の基礎を理解する.
関連科目
注意
「映像メディア表現研究」,「仮想環境構築法I」の受講希望者は受講することを強く勧めます.他コースからの受講は人数制限をする可能性があります.
目標
1. | コンピュータの動作原理を理解する. |
計画
1. | プログラム作成の流れ |
2. | C言語の約束事 |
3. | 変数と算術式1 |
4. | 変数と算術式2 |
5. | 条件による分岐1 |
6. | 条件による分岐2 |
7. | 繰り返し処理1 |
8. | 繰り返し処理2 |
9. | 課題作成1 |
10. | 配列 |
11. | 関数 |
12. | ポインタとアドレス |
13. | ポインタと配列 |
14. | 構造体 |
15. | 再帰 |
16. | 課題作成2 |
評価
課題の提出及び授業貢献により評価します.試験はありません.
再評価
再レポートあり
参考資料
授業中に適宜指定する.
連絡先
掛井(マルチメディアB棟206, 088-656-7166, kakei@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日5·6(他の時間帯でも連絡の上随時訪問可)