地域情報ゼミナールDI (その2)
徳島大学総合科学部 准教授・田中 耕市
2単位
目的
この授業は,地域に展開する経済·社会現象やその変容過程について,空間的視点から研究しようとする学生を対象としている.教員と受講者とが十分に相談したうえで,「空間情報科学」に含まれるさまざまな研究領域の中から研究テーマを設定する.卒業研究(卒業論文作成)という最終目標に向かって,GIS(地理情報システム)を援用した独自の調査·分析を実施して,論理的考察を深めることを目的とする.
概要
空間情報科学ゼミナール
目標
1. | 自ら設定した課題の解明に向けての調査·分析·考察能力やレポート·論文執筆能力,プレゼンテーション能力の修得を目標としている. |
計画
1. | 卒業研究の進展に応じて年間4∼5回の中間発表をおこない,その内容を教官および受講生全員で討議する.論文作成に必要な分析方法や具体的な執筆要領などについては,適切な時期にその都度指示する. |
2. | 受講者の主体的な取り組みと粘り強い努力が必要である.また,参加者全員が真剣な討論をおこなうことで,切磋琢磨しながら内容を高めていくことが期待されている. |
3. | 研究テーマや発表時期など具体的なスケジュールは,地域情報ゼミナールA·B·Cとも有機的な連携をとりながら,受講者と相談の上で決定する. |
評価
毎回の授業の準備状況と討議への参加意欲,報告内容の完成度をもとに評価する.当然ながら,単位取得には,規定回数の報告·発表をすることが前提である.
再評価
なし
教科書
参考書
浮田典良編『ジオパル21-地理学便利帳』海青社,¥2,500
連絡先
田中(連絡先未登録)
- オフィスアワー: 前期·後期 月曜日 16:30∼17:30