経済学演習I[産業経済論]
准教授・矢野 剛
4単位
目的
2年間で,中国経済を中心とするアジア経済に関する実証研究を完成させること. そのための基礎学力収得へのトレーニング(特に,現地実態の把握と基本的な数量分析技術),及び研究指導をします.
概要
タイトルは「産業経済論」ですが,去年度より内容は「アジア経済論」に特化しています.
注意
·自分の研究テーマは自分で選べるだけの主体的な動機付けは持って下さい.· これまでのゼミ生の卒業研究テーマは,「中国返還に伴う香港経済の変化と現状」,「明石大橋開通が与えた徳島県経済への影響の数量分析」,「日本の医療費の動向に関する実証分析」,「長期的視野からみた中国経済の現在の局面」などです.· ゼミの特別編として,合宿·野外レクリエーションなども予定しています.<一言>,1.特に,中国経済に関心がある人,歓迎します.2.私自身も,研究面では経済理論を重視した計量的手法による中国経済実証分析をしながらも,一年の内少なくとも一ヶ月以上は中国現地に滞在して泥臭い現地調査をしています.皆さんも積極的に海外の現地へ出かけて下さい.
計画
1. | アジア経済の実態に熟知した上で,それを経済学のツールを使用して分析する面白さを感じて欲しいと思っています.そのため,経済学の枠組みをきちんと利用したアジア経済に関する実証分析文献を輪読し,その手続きに慣れた頃に,個々人のアジア経済実証研究に取り組み始めることにします. |
評価
ゼミへの出席です.
連絡先
矢野(2221, 088-656-7182, yano@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)