理論経済学II
教授・立花 敬雄
2単位
目的
長期不況,途上国の債務,過疎過密,事業再構築,雇用,福祉,環境問題といった,現代経済の諸問題を解決するためには,資本主義経済の本質,構造の理論的理解が不可欠である.十分な理論的解明のためには,分析と総合,帰納と演繹といった学問的方法を踏まえる必要がある.本講義では,剰余価値論,賃金論,蓄積論,表式論,価格論,利子論,等のそれぞれの内容と関連を概説することによって,現代経済の諸問題の解決に資することとする.
注意
特になし.
目標
1. | 資本主義的生産とその発展を分析,総合する理論経済学の知識を習得し,応用能力を養う. |
計画
1. | 1.剰余価値の生産 |
2. | 2.生産方法と大工業 |
3. | 3.時間賃金と出来高賃金 |
4. | 4.賃金の国際的比較 |
5. | 5.単純再生産と拡大再生産 |
6. | 6.資本主義的蓄積の一般的法則 |
7. | 7.流通過程と再生産表式 |
8. | 8.価格と利潤率 |
9. | 9.商業利潤と利子 |
10. | 10.差額地代と絶対地代 |
評価
論述形式のテスト,受講態度などにより,評価を行う.
再評価
実施する.
教科書
資料,参考書は講義中に指示する.
連絡先
立花(2207-2, 656-7187, tachiba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (後期) 随時