政治学演習II[国際政治学]
教授・饗場 和彦
4単位
目的
現代の国際社会ではさまざまな問題が起き，それらはたとえば法的，経済的，文化的，歴史的な側面からも分析できるが，この演習ではこうした国際的な問題について，主に国際政治学の観点から考察する．国際安全保障，平和と戦争，民族問題，紛争解決，国連，国際協力などに関するテーマが中心になるが，ゼミ生の関心/希望を重視する．冷静な現実主義に根ざしながらも，毅然として理想主義を忘れないというスタンスで，国際政治の本質を洞察してもらいたい．
概要
国際政治の諸相
注意
新聞の国際面のニュースはよく読むように．
目標
| 1. | 国際政治に関する知識の習得と，考察力の習得． |
計画
| 1. | 文献/資料などを輪読して，その内容について毎回学生の担当者が報告を行う．他の学生はそれについて質問，意見を出し，全員で討論する． |
| 2. | 机の上の理論だけに偏らず現場感覚も重視するので，フィールドワーク，スタディツアーなどで海外に出かけてきた報告なども期待する． |
評価
授業中のプレゼンテーション(発表/報告)の内容や，質疑応答，議論への参加度/貢献度，出席状況など総合的に判断して評価する．特に試験は行わない．
再評価
行わない．
教科書
ゼミ生の関心/希望を聞いてから決めて指示する．
連絡先
饗場(088-656-7186, aibak@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 金曜日午後4時ごろから7時ごろ．
備考
法律経済コース以外の学生も受講できるし，傍聴(単位は出ない)という形も可能．実際の授業は曜日と時間が変更になる場合があるので，事前に教員に確認すること．