人間行動実験実習IV
目的
カウンセリングを知識として知っている人は多いが,実際に受けたり,カウンセリングをしたりという経験をもつ人は,一般にはまれである.この授業では,まず構成的エンカウンター·グループの体験学習を行う.つぎに心理療法の技法としての遊戯療法について概説とロールプレイを行う.三番目に投映技法の一つであるバウムテストについて理論的かつ実践的に学ぶ.事例を取り上げ議論する事により,カウンセリングの実践例に触れる. カウンセリングの基礎理論を知るだけでなく,カウンセリングとはどのようなものかを,体験的に学び味わう時間としたい.
概要
カウンセリングを体験的に知る
キーワード
カウンセリング,構成的エンカウンター·グループ,遊戯療法,バウムテスト,ロールプレイ,事例研究
先行科目
関連科目
注意
受講生の主体性や積極性が重要である.
目標
1. | カウンセリングの基礎理論を理解する. |
2. | 構成的エンカウンター·グループを体験する. |
3. | 遊戯療法の理論と実践を学ぶ. |
4. | バウムテストの理論と実践を学ぶ. |
5. | ロール·プレイを通してカウンセリングにおける応答の実際を学習する. |
6. | 事例研究の討論に参加する. |
計画
1. | ガイダンス |
2. | 構成的エンカウンター·グループとは |
3. | 構成的エンカウンターグループ(言語編)の体験 |
4. | 構成的エンカウンターグループ(非言語編)の体験 |
5. | 構成的エンカウンターグループの適用 |
6. | 遊戯療法(プレイセラピー)について 概論① |
7. | 遊戯療法(プレイセラピー)について 概論②. |
8. | 遊戯療法(プレイセラピー)について ロールプレイ |
9. | 遊戯療法(プレイセラピー)について 事例検討 |
10. | バウムテストについて 理論 |
11. | バウムテストの解釈 |
12. | バウムテスト 実践 |
13. | バウムテスト 事例研究 |
14. | まとめ |
15. | レポート試験 |
16. | レポート試験解説 |
評価
各担当者が課すレポートによる.授業態度や出席なども考慮に入れる.
再評価
行わない
教科書
担当者がその都度紹介する.
連絡先
山本(3s06, 088-656-7192, yamamoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 各担当者のオフィスアワー
原(hara@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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内海(uchiumi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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