生理心理学
教授・佐野 勝德
2単位
目的
生理心理学は,主に生理学的諸手法を用いて脳と行動の関係等を研究し,人間の行動や,心のはたらきを理解しようとする基礎心理学の一領域です.近年,その成果が広く応用,心理学の分野に援用されるようになってきています.これらを視野に入れながら,授業を進めます.授業の形態は,学生によるグループ発表を中心とするチュートリアル形式です.
概要
脳と心の関係を学び,その臨床心理への応用可能性を探ります.
キーワード
心の科学,認知脳科学,生物時計,神経心理学
先行科目
関連科目
注意
レポートの出来具合で授業の良し悪しが決まります.皆さんの主体的·積極的な参加を希望します.
目標
1. | 次の3点を目標とします. |
2. | (1)与えられたテーマについて,グループで調べ,グループでまとめてレポートを作成する力を身に つけること. |
3. | (2)調べた内容を一定時間内に分かりやすく発表する力を身につけること. |
4. | (3)これらを通して,生理心理学に関する基礎知識を身につけること. |
計画
1. | 生理心理学の概要 |
2. | 生理心理学の研究法 |
3. | 脳と心の不思議な関 |
4. | 生体生活リズムー早寝・早起き・朝ご飯 |
5. | 小グループに分かれ,グループ毎にテーマを設定する |
6. | グループ毎にレポートの作成 |
7. | 〃 |
8. | グループ発表(1) |
9. | グループ発表(2) |
10. | グループ発表(3) |
11. | グループ発表(4) |
12. | グループ発表(5) |
13. | グループ発表(7) |
14. | グループ発表(8) |
15. | 総括討論および試験問題の作成(各グループ1問) |
16. | 試験 |
評価
レポート発表と期末試験によって評価します.
再評価
原則としてしません.
教科書
参考書等は必要に応じ紹介します.
連絡先
佐野(088-656-7190, sano@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 水曜日2時30分から約1時間