2008年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース 心理学サブコース 学部課程 — 3年(後期)

2008年度 総合科学部 人間社会学科 人間行動コース ウェルネス行動科学サブコース 学部課程

青年期発達論

教授・山本 真由美

2単位

目的

青年期は不思議な時代です.また,青年期は時代を映す鏡とも言われます.それはなぜでしょうか.青年期の諸事情と社会との関連について考えることを目的とします.

概要

青年期の心理について学びながら自らの問題として捉え,考えていきましょう.

キーワード

生涯発達,家族,地域社会

関連科目

青少年問題研究II,ジェンダー研究

注意

自らの問題として主体的に学ぶ姿勢を期待します.2週に1回テーマを出します.受講生はグループを作り,そのテーマについて話し合ったり,必要に応じて文献検索をし,全体の前で発表していただきます.

目標

1.青年期の諸問題を自らの問題として捉えつつ,青年期の重要性(なぜ,どのように重要であるか)について各人が認識すること

計画

1.ガイダンス
2.青年期とは
3.自己
4.親子関係
5.友人関係
6.学び
7.就職・仕事
8.結婚
9.青年期の病理(1)ネット嗜癖
10.青年期の病理(2)自傷行為・自殺
11.青年期の病理(3)アルコール依存
12.青年期の病理(4)虐待
13.青年期の病理(5)摂食障害
14.青年期の病理(6)発達書害
15.試験
16.試験解説

評価

ミニッツペーパ,レポート,討論への参加状況を勘案し,総合判断します.

再評価

なし

教科書

担当者がその都度配布もしくは紹介します.

参考資料

忠井俊明 逃亡者たち 脱現実と自己愛の病理 ミネルヴァ書房

連絡先

山本(3s06, 088-656-7192, yamamoto@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)