産業心理学
非常勤講師・坂野 信義
2単位
目的
本授業の目的は,通信情報革命の中で産業,社会構造の大変革が進展し,過去の行動パターンだけでは,我々を取り巻く環境変化に対応できない現実を認識し,国際化,高齢化,情報化,生涯学習社会に対応できる人間行動を理解し,経営組織を活性化しうる新しい人間行動モデル創造のbaseを提供するものである.従って,本授業は心理学をメインに経営学,社会学,教育学,哲学,未来学など学際的でダイナミックなプログラムを提供し,メガ·コンペティション·エイジに活躍できる経営管理センスを有する国際ビジネスマンの育成をねらいとしている.
概要
未来の国際ビジネスマンを育成するTheory and Practice
キーワード
組織心理学,モラール·モチベーション,リーダーシップ·マネージメントスキル,産業カウンセリング,ストレス対処法
注意
隔年開講(今年度開講),two-way communicationの講義スタイルを採用.学生の能動的授業態度を希望する.
目標
1. | 未来の国際ビジネスマンとして,以下の基本的管理者能力を理解·修得:参画型組織論,状況呼応型リーダーシップ,発想法·問題解決能力,ライフワーク·ステージの設定,ストレス対処法 |
計画
1. | 1.未来学 |
2. | 2.産業·組織心理学とは |
3. | 3.新しい組織と経営 |
4. | (1)組織論と企業組織の特徴 (4)コミュニケーション |
5. | (2)モラール·モーチベーション (5)21cの経営·管理者像 |
6. | (3)リーダーシップ·マネージメントスキル |
7. | 4.能力開発と人材育成 |
8. | (1)ライフワークと職業適性 |
9. | (2)能力開発と社員研修 |
10. | (3)創造性と発想法(KJ法,NM法,IC法) |
11. | (4)組織開発実践ゲーム |
12. | 5.ストレスと産業カウンセリング |
13. | (1)ストレスとは |
14. | (2)自己分析と交流分析 |
15. | (3)ストレス対処法(自律神経訓練法など) |
16. | 6.まとめ |
評価
レポート
再評価
なし
教科書
岡村一成編著「産業·組織心理学」福村出版
プリント教材
連絡先
坂野(連絡先未登録)
- オフィスアワー: なし
濱田(3S02, 088-656-7195, hamada@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: なし
備考
今年度開講,H21年度以降は開講しません