健康運動実習Ⅰ
教授・中村 久子
2単位
目的
本授業では,身体の各部位を意識して動かしたり,心と身体の開放をめざして,自己のイメージを自由に身体で表現できることを目的としている.さらに,形式をもった舞踊についての伝承についても取り上げて実習し,身体運動をとおしての異文化を体験することを目的としている.その内容としては,日本や世界各地の民俗舞踊(フォーク·ダンス)や社交ダンス(ジルバ,ブルース,ワルツ)などである.
概要
身体による表現とその指導法について実技を通して理解し,身体運動による異文化を体験する.
注意
本授業は隔年開講で,来年度は開講しないので受講の際は注意して下さい. 第一週は授業全体についてのガイダンスを行うので必ず出席すること.本授業は実技をとおしての実習であるので,動きやすい服装で受講すること.
目標
1. | 1.身体による自己表現ができる. |
2. | 2.リズムにのって,心と体を開放することができる. |
3. | 3.簡単な作品を創作することができる. |
計画
1. | ガイダンス |
2. | 身体を(伸ばす-縮める)ことをテーマにいろいろな動きに挑戦する |
3. | 新聞紙をテーマに新聞紙のいろいろな動きを見つける |
4. | リズムにのることをテーマに身体のいろいろな部位を意識して動かしてみるI |
5. | リズムにのることをテーマに身体のいろいろな部位を意識して動かしてみるII |
6. | 運動課題(走るー止まる)をテーマにひと流れの動きをつくる |
7. | 運動課題(走る-跳ぶ)をテーマに,自己のイメージを表現する |
8. | 運動課題(走る-見る)をテーマに,グループで一つのイメージを表現する. |
9. | 自己のイメージを動きで表現するI |
10. | 自己のイメージを動きで表現するII |
11. | 群の課題(集合-離散)をテーマにグループでひと流れの動きをつくるI |
12. | 群の課題(集合-離散)をテーマにグループでひと流れの動きをつくるII |
13. | 構成の課題をテーマにグループでひと流れの動きをつくるI |
14. | 構成の課題をテーマにグループでひと流れの動きをつくるII |
15. | 試験 |
16. | ビデオ試聴によるまとめ |
評価
本授業は実技をとおしての実習であるので,授業中に行う発表を小テストとして評価し,出席状況などにもとづく平常点での評価も併用して成績の評価とする.
再評価
行わない
教科書
教科書は使用せず,授業中にプリントを随時配布する.
連絡先
中村(3120, 088-656-7209, nakamura@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (前期) 火曜日12時∼13時
備考
隔年開講