障害者スポーツ論
目的
現代社会に潜む障害者というスティグマに対して,スポーツはどのように関わっていくべきなのでしょうか?障害や障害者をスポーツという文化やその基盤となる日常生活動作の視点から考え直し,障害者スポーツに求められる身体活動の社会支援の意義を探求することを目的としています.
概要
障害者スポーツとウェルネス
キーワード
障害者,スポーツ,身体機能,ウエルネス
注意
障害者や高齢者の身体機能や身体活動の支援に焦点を当てて構成しています.途中,障害者スポーツの理解を深めるために体験実習があり,少人数での討論会も行います.尚,小原は5月下旬から8月末まで研究留学のために不在になりますので,授業に関する質問等は佐藤の方へ聞いて下さい.
目標
1. | 身体の障害について基本事項を理解する. |
2. | 身体の障害によってできることとできないことを理解する. |
3. | 障害者への支援の意義について理解する. |
4. | 障害者が実施できるスポーツの体験を通じて理解する. |
計画
1. | 1.ガイダンス |
2. | 2.(A)上肢障害の場合 |
3. | 3.(B)下肢障害の場合 |
4. | 4.(C)視覚障害の場合 |
5. | 5.(D)聴覚障害の場合 |
6. | 6.身体障害者の運動実施上の注意 |
7. | 7.障害者スポーツ体験実習 |
8. | 8.「障害とは?」 スティグマと障害者観を問う |
9. | 9.障害者福祉の援助技術 |
10. | 10.障害者スポーツとセルフ·エフィカシー |
11. | 11.障害者のチャンピオンシップスポーツ |
12. | 12.障害者スポーツ支援団体の活動·スペシャルオリンピックス日本徳島 |
13. | 13.障害者スポーツのユニバーサルデザインⅠ |
14. | 14.障害者スポーツのユニバーサルデザインⅡ |
15. | 15.討論会 |
16. | 16.総括 |
評価
授業中の提出物内容と各担当者の試験によって総合的に評価します.
再評価
なし
教科書
参考書 ·綿 祐二·佐藤充宏「障害者における僕らにスポーツ僕らもスポーツ」 ベースボールマガジン社 ·石川 准·長瀬 修「障害学への招待」明石書店
連絡先
小原(088-656-7213, obara@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 授業後,および水曜日午後5時から6時まで研究室います.
佐藤(088-656-7207, satom@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 授業後