学校救急処置
教授・野村 昌弘
2単位
目的
児童生徒の健康管理と主に学校現場で必要とされる救急処置·応急処置に必要な理論と対処法を習得させる.また,学校で行われる救急処置は,児童生徒の主訴および症状を的確に判断し,その判断に基づいて受診の要否,救急処置,看護を行うことになる.そのため,学齢期に多い主訴および症状について発症のメカニズムと救急処置についても理解することが必要である. 養護教諭は内服薬の投与は行わないが,健康教育を行う必要上,「家庭常備薬」および青少年に浸透している「覚せい剤などの薬物」,さらに外科的救急処置に用いる「一般的な外用薬」の薬理作用についても習得させる.
概要
学校での救急処置法を学ぶ.
目標
1. | ·バイタルサインのチェックの習得 |
2. | ·救急処置法の習得 |
計画
1. | 1)傷病者の観察,バイタルサイン |
2. | 2)意識障害,ショック |
3. | 3)止血,救急蘇生の理論と実際 |
4. | 4)救急処置総論 |
5. | 5)救急処置各論 |
6. | 6)対症処置各論 |
7. | 7)医療的ケア |
8. | 8)外科的救急薬品,家庭用内服常備薬,覚せい剤などの薬物についての薬理作用,副 作用,安全性,乱用と依存,薬物アレルギー,毒性などの基礎理論と取り扱い |
評価
講義の出席状況と試験
再評価
行わない
教科書
講義内に資料を提示する
連絡先
野村(連絡先未登録)