看護学I(皮膚科学)
准教授・久保 宜明
2単位
目的
養護教諭が日常活動で遭遇する学齢期(幼稚園,小,中,高校生)の皮膚疾患について,病因,症状,診断,治療,予後,予防法などの基礎的知識を習得する.
概要
養護教諭として,児童生徒の健康管理や健康教育を遂行していくために必要な疾患の概要を学び,学校現場での対応や指導に役立てる.
注意
1.この授業は内科学,小児科学,精神医学からなる看護学Iの皮膚科領域の授業です.授業の日程は,後日掲示します.2.講義室は医学部基礎A棟4階「第2大学院カンファレンス室」です.3.受講生の中に代表者及び副代表者を決めてください.4.代表者(又は副代表者)は講義の前に医学部学務課(基礎A棟2階)で鍵を借りて講義室を開け,講義終了後に施錠して鍵を返却してください.5.顔写真(カラー:縦33×横22mm程度)付き名札をつけてください.名札は貸与します.
目標
1. | 児童生徒の健康状態を把握し,判断するために必要な医学の基礎を学習する. |
計画
1. | 1.皮膚の構造,機能,病理,治療 |
2. | 2.小児の皮膚疾患各論 |
3. | 3.皮膚疾患の管理と指導 |
4. | 4.健康診断時に注意すべき疾病及び異常(平成6年12月学校保健法施行規則の一部改正) |
5. | 1)伝染性皮膚疾患(伝染性軟属腫,伝染性膿痂疹,体部白癬,頭しらみ) |
6. | 2)湿疹·皮膚炎(アトピー性皮膚炎,接触皮膚炎) |
7. | 3)毛髪疾患(円形脱毛症,母班·母班症,その他の先天異常) |
連絡先
久保(088-633-7154, ykubo@clin.med.tokushima-u.ac(no-spam).jp)