看護学II(小児歯科学)
准教授・有田 憲司
2単位
目的
学校健康診断の歯科検診で扱う,児童生徒の歯と口腔の構造と機能及び疾患を理解し,学校現場での予防活動や健康教育に必要な知識を習得する.
概要
養護教諭として,児童生徒の健康管理や健康教育を遂行していくために必要な疾患の概要を学び,学校現場での対応や指導に役立てる.
注意
1.この授業は小児歯科学,外科学,耳鼻科学,眼科学からなる看護学IIの歯科領域の授業です.授業の日程は,後日掲示します.2.講義室は医学部基礎A棟4階「第2大学院カンファレンス室」です.3.受講生の中に代表者及び副代表者を決めてください.4.代表者(又は副代表者)は講義の前に医学部学務課(基礎A棟2階)で鍵を借りて講義室を開け,講義終了後に施錠して鍵を返却してください.5.顔写真(カラー:縦33×横22mm程度)付き名札をつけてください.名札は貸与します.
目標
1. | 児童生徒の健康状態を把握し,判断するために必要な小児歯科学の基礎を学習する. |
計画
1. | 1.歯,口腔の構造と機能及び発達 |
2. | 2.う歯,歯周疾患と予防 |
3. | 3.歯の外傷と対処法 |
4. | 4.学校における歯科検診と歯科保健 |
5. | 5.健康診断時に注意すべき疾病及び異常(平成6年12月学校保健法施行規則の一部改正) |
6. | 1)う歯(むし歯) |
7. | 2)歯周疾患 |
8. | 3)歯列の状態 |
9. | 4)顎関節の状態 |
10. | 5)要観察歯(CO) |
11. | 6)歯周疾患要観察者(GO) |
12. | 7)その他の疾病及び異常(口唇,舌小帯の疾病及び異常,歯牙の疾病及び異常) |
連絡先
有田(088-633-7359, kenji@dent.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 講義終了直後