2008年度 総合科学部 自然システム学科 学部課程 — 1年(前期)

生命システムの基礎I

教授・横井川 久己男

2単位

目的

生物は,さまざまな生体成分が密接に相互作用して「生きている」状態を維持している.本講義では,生命の単位である細胞と主要生体成分について,それらの構造と機能を理解させると共に,それらの代謝や制御機構を通じて,生命現象の基礎を学ぶことを目的とする.

概要

生物と生命現象の基礎を学ぶ.

キーワード

生命科学,生物化学,酵素化学

注意

授業で学んだことを,必ず復習すること.

目標

1.生命現象を最小単位で理解して,生命の自然化学的な統一像を得ること.

計画

1.生命の誕生と進化
2.細胞の構造と機能
3.原核生物と真核生物
4.アミノ酸とタンパク質の構造と機能
5.酵素の構造と機能
6.ビタミンと補酵素
7.核酸の構造と機能
8.エネルギー代謝1
9.エネルギー代謝2
10.脂質の構造と機能
11.糖質の構造と機能
12.細胞膜の構造
13.物質輸送
14.生命システム
15.試験
16.総括授業

評価

受講姿勢,筆記試験により評価する.

再評価

なし.

教科書

生命科学(東京化学同人)

必要に応じてプリントを配布する

参考資料

参考書:エッセンシャル細胞生物学(南江堂)

連絡先

横井川(3221, 088-656-7267, yokoigaw@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日16:20-17:50