数値計算法
教授・前田 茂
2単位
目的
計算機による数値計算の必要性は様々な分野で高まっており,知識の習得並びに技法を使いこなせることが要求される.本講義では,余り理論に深入りすることなく,各種数値計算技法の中で基本的かつよく使われるものを選んで,技法の説明や使用時の注意事項等を講述する.なお,適宜計算機を使用してプログラム作成を行うことがある.
概要
基本的な数値計算技法
注意
特にないが,線形代数学と微積分の初等的知識を仮定する.
目標
1. | 1.基本的な数値計算技法を修得する. |
2. | 2.計算機を用いた問題への基本的対処法を身につける. |
計画
1. | 以下の項目を講義する予定である. |
2. | 1.序論 |
3. | 2.代数方程式の根の公式 |
4. | 3.非線形方程式の反復解法 |
5. | 4.連立1次方程式の解法(消去法) |
6. | 5.補間法と直交多項式 |
7. | 6.数値積分法 |
8. | 7.関数近似と最小2乗法 |
評価
期末試験の成績によって評価する.
再評価
行わない.
教科書
教科書:松本紘美「コンピュータによる実戦数値計算法」九州大学出版会,1999年,を予定しているが入手困難なときは別途指定する.
連絡先
前田(1217号室, 088-656-7296, maeda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (後期)火曜日 12時―13時