情報数学
准教授・蓮沼 徹
2単位
目的
計算機科学の基礎理論である,オートマトン,言語理論,計算論についての理解を深めることを目的とする.
概要
オートマトン,正則表現,文脈自由文法,プッシュダウン·オートマトン,Turing機械,判定不能問題,NP完全性
キーワード
オートマトン,言語,計算
目標
1. | 有限オートマトンの基本的事項(決定性,非決定性,正則表現,状態数最小化を理解する. |
2. | 文脈自由文法とプッシュダウンオートマトンの関係について理解する. |
3. | Turing機械,決定不能性,NP完全性を理解する. |
計画
1. | 有限オートマトン(1) |
2. | 有限オートマトン(2) |
3. | 決定性,非決定性 |
4. | 正則表現 |
5. | 非正則言語 |
6. | 状態数最小化 |
7. | 文脈自由文法 |
8. | プッシュダウン·オートマトン |
9. | 言語とオートマトン |
10. | Turing 機械 |
11. | Turing 可算言語 |
12. | 決定不能問題 |
13. | 計算量クラス |
14. | 還元可能性 |
15. | NP完全性 |
16. | 期末試験 |
評価
期末テスト,レポート課題,授業への取り組み等により総合的に評価する.
再評価
行う.
教科書
参考書: 計算論の基礎,Michael Sipser 著,渡辺・太田 監訳 共立出版
連絡先
蓮沼(088-656-7216, hasunuma@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 金曜日 9·10講時