有機物質系の化学II
教授・武田 美雄
2単位
目的
有機物質系の化学Iに引き続ぎ，有機化学の反応を官能基別に分類して，それらの化合物の命名法，性質，製法，構造と反応や立体化学について講義する．特にアルケン，アルキン，芳香族化合物の命名法，性質，構造と反応，立体化学，ラジカル反応を理解することを目的とする．
概要
アルケン，アルキン，芳香族化合物の化学
キーワード
アルケン，アルキン，芳香族化合物
先行科目
注意
初回の授業にて話すので，遅刻および欠席をしないように．有機物質系の化学Iを既習していること．予習，復習が不可欠．
目標
| 1. | アルケン·アルキン·芳香族化合物の命名法·性質·反応の基本について習熟する．また，ラジカル反応の基本についても理解を深める． |
計画
| 1. | 1. アルケンおよびアルキンI性質と合成(2回) |
| 2. | 2. アルケンおよびアルキンII付加反応(3回) |
| 3. | 3. アルコールおよびエーテル(3回) |
| 4. | 4. 共役不飽和系(2回) |
| 5. | 5. 芳香族化合物(2回) |
| 6. | 6. 芳香族求電子反応(2回) |
| 7. | 7．ラジカル反応(1回) |
| 8. | 期末テスト |
評価
本授業は講義形式で行うが，授業中に行う小テスト，出席状況といった授業への取り組み姿勢などに基づく平常点での評価と，期末テストの結果による評価を総合して行う．
再評価
行う
教科書
教科書 ソロモンの新有機化学第7版 上下(花房昭静池田正澄仲嶋正一訳，広川)
参考書 反応論による有機化学(稲本直樹著，実教)
基礎有機化学(向山光昭編，丸善)
パワーノート有機化学(山本尚編，広川)
連絡先
武田(2N02, 088-654-7246, takeda@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: (後期)月曜日 12時∼13時