物質分析法III
教授・増田 俊哉
2単位
目的
有機化合物の化学構造を決定するのに最低限必要な機器分析法について説明し,その解析法を修得する.
概要
有機機器分析法
注意
有機物質系の化学I,IIを履修済みであることが望ましい.
目標
1. | 有機物質の構造解析に良く用いられる分析法を理解し,簡単な有機化合物の構造を解明することができること. |
計画
1. | 講義の内容説明 |
2. | スペクトル分析概論 |
3. | 質量分析法1 |
4. | 質量分析法2 |
5. | 質量分析法3 |
6. | 赤外分光分析法1 |
7. | 赤外分光分析法2 |
8. | 赤外分光分析法3I |
9. | 核磁気共鳴分光分析法1 |
10. | 核磁気共鳴分光分析法2 |
11. | 核磁気共鳴分光分析法3 |
12. | 核磁気共鳴分光分析法4 |
13. | 核磁気共鳴分光分析法5 |
14. | 機器による構造解析 |
15. | 重要な事項の復習 |
16. | 期末テスト |
評価
期末テストの結果に,出席確認を兼ねた小テスト等を行い(宿題レポートを含む)その点数を加味して評価する.
再評価
相談の上,行うこともある.
教科書
有機化合物のスペクトルによる同定法(東京化学同人)を教科書として用いる.
有機化合物のスペクトルによる同定法(東京化学同人)を参考資料として用いるので用意してください.長く使えますから,できれば購入ください.
連絡先
増田(2N01, 088-656-7244, )
- オフィスアワー: (後期)水曜日 12時―13時
備考
構造解析には経験的な部分もあり,理解しにくいところもありますが,わからないなりに最後まで勉強してくださるよう希望します.