2008年度 総合科学部 自然システム学科 生命·環境コース 学部課程 — 2年(後期)

環境適応学I

教授・小山 保夫, 教授・中川 秀幸, 教授・横井川 久己男, 准教授・佐藤 征弥, 准教授・中鉢 龍一郎, 准教授・金丸 芳, 准教授・山城 考

2単位

目的

生物(あるいは生体)が環境に適応しているか,また,その適応の仕組みがどのような意味をもっているか.これを理解するための基礎知識の習得.環境適応学1は担当教員が欠員となり,後任教員の補充が出来ていません.そこで,生命環境サブコース担当教員による講義になります.それぞれの担当する教員の専門分野で「環境」と「生物(生体,臓器,細胞レベルも含む)」との関係を幅広く講義することになります.講義の内容については,教員間の教育内容を調整して充実したものになる予定です.

概要

生物(生体)が環境にどのように適応するか,基礎的な知識を学ぶ

目標

1.環境と生物(生体,臓器,細胞レベルの生命活動を含む)の関係を理解する

計画

1.環境適応反応の例・環境適応不全(ストレスと病気)
2.細胞の環境適応(ストレスと細胞)
3.生体の環境適応(ストレスと内分泌,免疫,神経など)
4.食環境因子と環境適応
5.生活環境因子と環境適応
6.自然環境適応(日本の森林1)
7.自然環境適応(日本の森林2)
8.生活史の気候適応
9.侵入種の定着とその影響
10.微生物に影響を与える環境因子
11.微生物の環境適応機構
12.天然からの知的薬物の探求(1)
13.天然からの知的薬物の探求(2)
14.植物と草食動物の相互作用(1)
15.植物と草食動物の相互作用(2)
16.レポートの返却と試験

評価

それぞれの担当教員により異なりますので,講義の時に説明します.1回の講義を100点として,点数の総計を講義回数で割ります.

再評価

なし

教科書

毎回プリントを配ります.参考書はその都度,紹介します.

連絡先

小山(3N06, 088-656-7256, oyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 開講については小山保夫,個々の講義については担当した教員のオフィスアワーを参照して下さい.