2008年度 総合科学部 自然システム学科 生命·環境コース 生命環境サブコース 学部課程 — 4年(前期)

生命環境特別演習

教授・中川 秀幸

2単位

目的

生体機能に影響を与える可能性のある海洋性生理活性物質の分離・精製の手技・分析方法などを身につける.

概要

ウニ類および刺毒魚からの生理活性物質の探索を行い,その有用性を基礎生化学実験法を学びながら検討する.

キーワード

海洋生物,生理活性物質,ウニ,刺毒魚,精製,天然毒

目標

1.実験を通して,生化学的な分析技術を身につけ,分離・精製した生理活性物質の構造的,機能的な特徴を理解する.

計画

1.実験計画をたてるためのディスカッション1
2.実験計画をたてるためのディスカッション2
3.海洋性の生理活性物質のリサーチ1
4.海洋性の生理活性物質のリサーチ2
5.基礎生化学実験1(蛋白質の抽出)
6.基礎生化学実験2(蛋白質の抽出)
7.基礎生化学実験3(蛋白質の分析)
8.基礎生化学実験4(蛋白質の分析)
9.生理活性の測定1
10.生理活性の測定2
11.回収した生理活性物質の応用性1
12.回収した生理活性物質の応用性2
13.関連した生理活性物質の文献検索
14.実験結果のまとめ
15.実験結果の発表
16.実験計画と実験結果の総括と展望

評価

詳しいレポートの提出とプレゼンテーション.

教科書

原著論文など

連絡先

中川(3222, 088-656-7259, sea-hide@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
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