2008年度 総合科学部 学部課程 教職に関する科目 — 2年(後期)

国語科教育法II

教授・仙波 光明

2単位

目的

主として,評論·論説·随想などの教材を対象として,国語科の教材分析の方法と,授業として展開するために必要な知識と技能を身につける.

概要

説明的文章教材,および関連分野の教材の取り扱い方

注意

中学校国語科免許を取ろうとする人は,国語科教育法Iを併せて受講して下さい.

目標

1.国語科の領域,指導過程を理解できたか.教材の分析が適切にできるか.指導計画の作成がきちんとできるか.

計画

1.1)「国語科」の目標=指導要領に示された目標の確認
2.2)聞く·話すための内容を作るために必要な読むことの重要性
3.3)文章の構造をどのように分析するか⋯⋯説明文の構造(1)
4.4)文章の構造をどのように分析するか⋯⋯説明的文章教材を中心に.
5.5)教材研究(表現の分析)
6.コンコルドの誤り(長谷川眞理子)の分析を中心に(その1)
7.コンコルドの誤り(長谷川眞理子)の分析を中心に(その2)
8.安全は証明できない(池内了)の分析を中心に
9.水の東西(山崎正和)の分析を中心に(その1)
10.水の東西(山崎正和)の分析を中心に(その2)
11.ものとことば(鈴木孝夫)の分析など(その1)
12.ものとことば(鈴木孝夫)の分析など(その2)
13.ものとことば(鈴木孝夫)の分析など(その3)
14.指導過程についての整理と指導案の作成
15.指導案の作成
16.レポート作成

評価

演習の内容等50%,レポート(指導案作成)50%の割合で評価する.

再評価

あり

教科書

プリントを配布.

連絡先

仙波(2319, 088-656-7117, senba@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 木曜日 12時10分∼13時20分

備考

隔年開講(2007年度は開講しません.2008年度に開講します.)