2008年度 総合科学部 学部課程 教職に関する科目 — 4年(通年)

教育実習事前事後指導

非常勤講師・藤原 伸彦

1単位

目的

教育実習は,教員免許を取得し将来学校教育の現場で教育活動を行う者の必須の授業実践えである.また,教育実習は,大学での教職科目及び専門科目等で身につけた,教育に関する知見を自らの体験的教育活動で検証する意義ある授業実践である.本授業では,教育実習に参加する基本的な心構えや技能,及び実習後の反省と総括,今後に向けての展望を持つことをねらいとする.

注意

出席を重視する.

計画

1.教育実習の事前,事後指導として以下の諸項目から展開する.
2.(事前指導)1.教育実習の概要(1)教育改革と今日の学校教育-「生きる力」の育成-(2)教育実習の意義と実習生としての心構え(3)教育実習記録の書き方
3.(事前指導)2.授業実践に向けての事前指導(1)生徒理解と授業実践の基本的構え(2)学習指導案の作成要領(3)授業構想の立て方と授業実践の技能
4.(事後指導)3.教育実習の反省と今後の展望(1)教育実習での反省と今日の学校教育の諸課題(2)授業実践の反省と新しい授業改革(3)21世紀の教育目標としての「生きる力」の育成

評価

課題の提出や実践化による成果を総合的に評価する.

教科書

自分の専攻科目の学習指導要領

適宜参考文献の紹介,関係資料の配布を行う.

連絡先

梅澤(連絡先未登録)