2008年度 工学部 生物工学科 昼間コース — [選択] 2年(前期)

生体組織工学

Tissue Engineering

教授・辻 明彦, 教授・長宗 秀明, テルモ株式会社 非常勤講師・太田 雅也, 東京電機大学 非常勤講師・村松 和明

2単位

目的

人体を構成する細胞と組織,器官と器官系の構造と機能を理解させる.

概要

細胞の基本的構造,組織の成り立ちと種類,器官を構成する組織の組み合わせについて解説し,人体の基本的構築を理解させる.

キーワード

人体,組織,器官

関連科目

細胞生物学

要件

特になし.

注意

予習,復習が必要である.

目標

1.細胞の基本構造,組織の成り立ち,器官の構造を理解する.
2.最近の再生医療工学の進歩を理解する.

計画

1.序論,ヒト身体の構造
2.細胞の構造
3.身体の組織
4.血液,血管,呼吸
5.消化器系,栄養物質代謝
6.中間試験1(到達目標1の一部評価)
7.生体防御系概説
8.生体防御系
9.内分泌系(脳,脳下垂体,甲状腺)
10.内分泌系(膵臓,副腎,卵巣,精巣,消化器,心臓)
11.中間試験2(到達目標1の一部評価)
12.皮膚
13.
14.軟骨
15.中間試験3(到達目標2の一部評価)
16.期末試験(到達目標1,2の一部評価)

評価

出席率80%以上の者に対し,到達目標の2項目がそれぞれ60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度は中間試験(30%),期末試験(70%)で評価する.

JABEE合格

成績評価と同じ.

JABEE関連

本学科教育目標(C)に対応する.

対象学生

開講コースと同学科の夜間主コース学生も履修可能

教科書

資料を配付する.

参考資料

境章著「目で見るからだのメカニズム」医学書院,三木·井上監訳「からだの構造と機能」西村書店

連絡先

辻(化生棟710, 088-656-7526, tsuji@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日16:20-17:50
長宗(化生棟707, 088-656-7525, nagamune@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日16:20-17:50

備考

原則として再試験は実施しない.