2008年度 工学部 生物工学科 昼間コース — [必修] 2年(後期)

生物工学演習2

Exercise of Biological Science and Technology 2

教授・辻 明彦, 准教授・長浜 正巳, 助教・湯浅 恵造

1単位

目的

創薬の分子標的のほとんどが膜受容体および酵素をはじめとしたタンパク質である.生化学および細胞生物学の講義で学習した知識を基に,実際に用いられている医薬品の標的タンパク質を調査することによりタンパク質の機能について理解を深める.

概要

各自で医薬品の標的タンパク質について選択し,その構造および機能とともに疾病との関わりについて参考書などを用いて調査を行い,その結果についてパワーポイントを用いてプレゼンテーションを行う.

キーワード

医薬品,標的タンパク質,発症メカニズム

要件

生化学1,2,3を受講していること.

注意

基本的にグループ単位で行うが,各自でレポートを作成する.プレゼンテーションにはパワーポイントを用いるためできる限り準備しておくこと.

目標

1.自発的にテーマを選択し,そのテーマについて調査·報告をする能力を習得する(授業計画1-8による)
2.生化学および細胞生物学の基礎的知識を深める(授業計画1-8による)

計画

1.医薬品の標的分子の検索
2.疾病および発症メカニズムの調査1
3.疾病および発症メカニズムの調査2
4.標的タンパクの構造および機能の調査1
5.標的タンパクの構造および機能の調査2
6.プレゼンテーション用資料およびレポートの作成1
7.プレゼンテーション用資料およびレポートの作成2
8.期末試験(プレゼンテーション)(到達目標全ての一部評価)

評価

出席率80%以上で,到達目標2項目が各々60%以上達成されている場合をもって合格とする.達成度は目標1,2ともにレポート(50%)及び期末試験(50%)で評価する(出席点は加えない).

JABEE合格

成績評価と同じ.

JABEE関連

本学科教育目標(B),(C)に対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

特になし.

参考資料

プリントを配布する.

連絡先

湯浅(化生棟 714, 088-656-7527, yuasa@bio.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 火曜日16:20-17:50

備考

原則として再試験は実施しない.