2008年度 工学部 機械工学科 昼間コース — [選択] 4年(前期)

設計工学

Design Engineering

講師・長町 拓夫

2単位

目的

機械を設計する上で必要となる一般的な機械要素の働きとその設計法を講義と演習を通して修得するとともに,機械設計をシステム的にとらえる方法論について学ぶ.

概要

伝達要素,ばね要素および油圧要素の性能·構造ならびに設計方法について解説する. また機械設計をシ ステム設計の観点から概念設計,詳細設計および設計評価について解説する.

要件

材料力学,機械設計を履修していることが望ましい.

注意

授業中に演習問題を解くため関数電卓を忘れずに持参すること.

目標

1.機械要素の働きとその設計法を理解する.

計画

1.伝達要素の設計
2.歯車(平)
3.歯車(はすば,かさ,ウォーム)
4.クラッチ,ブレーキ
5.ベルト伝動
6.チェーン伝動
7.ばね要素の設計
8.コイルばね
9.重ね板ばね
10.中間試験
11.油圧機器
12.油圧回路
13.システムとしての設計
14.需要分析·技術予測·企画
15.概念設計
16.詳細設計

評価

講義への取り組み状況,演習レポートの提出状況および内容,中間および定期試験の成績を総合して行う.

JABEE合格

【授業評価】と同一である.

JABEE関連

(B)に対応する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

和田稲苗著「機械要素設計」実教出版

参考資料

瀬口靖幸·尾田十八·室津義定著「機械設計工学2」倍風館

連絡先

長町(M524, ngmch@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週水曜日17時∼18時