2008年度 工学部 電気電子工学科 昼間コース — [必修] 4年(通年)

電気電子工学輪講

Electrical and Electronic Engineering Seminar

目的

学部における授業は多人数を対象とする講義形式が大半であるが,本科目は,卒業研究で配属された研究室において,比較的小人数を対象としたゼミ形式で行われる授業である.内容は配属された研究室により異なるが,研究内容に関連した専門分野の英文テキストを,教員や大学院生と共に輪読する形式で進められることが主である.この輪講を通じて,指導書に書かれている内容や表現法·専門用語を学び,専門英語の読解力を養うとともに,読解した内容のプレゼンテーションについても訓練させることを目的とする.

概要

配属された研究室において,指導教員から与えられた電気電子工学(主としてその研究室の専門分野)に関する英文テキストを,研究室で定めた時間帯において輪読する.本科目はゼミ形式で行われ,学生の発表内容について,指導教員から必要に応じて質問や助言がある.

要件

卒業研究着手資格を満足して研究室に配属された学生を対象として開講する.

注意

発表の際に指導教員から英語の和訳はもちろんのこと,それらに関連した図表の説明や式の導出法などを問われても回答できるよう,前もって十分に調べ,理解しておくことが大切である.

目標

1.英語の専門用語を学ぶ.
2.自主的·継続的な英語学習能力を養う.
3.読解した英文テキストの内容についてプレゼンテーションができる.
4.指導教員や学生間で発表内容説明に関してコミュニケーションができる.

計画

1.4月に各研究室に配属された学生は,前後期を通じて輪講を行う.
2.研究室で定められた時間に,英文テキストを輪読する.
3.担当する範囲について,プレゼンテーションを行う.

評価

到達目標が各々達成されているかを,以下の条件により合否を判定する.1. 担当する範囲において,専門用語が獲得できていることが認められること(到達目標1).2. 毎回の輪講の内容が理解できているかどうか,指導教員の質問に答えられること(到達目標2).3. 文面内容,図面および式の導出などが的確に発表できていることが認められること(到達目標3).4. 輪講での内容に関する討論に加わり,意見交換ができること(到達目標4)

JABEE関連

(B)社会情報80%,(D)専門基礎20%

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

連絡先

所属研究室教員