プロジェクト演習
Practice on Civil Engineering Projects
1単位
目的
建設工学に関わる研究 調査プロジェクトについて,実際に基礎的知識の修得,資料収集·分析,報告·発表を行うことで,技術者としての基礎的素養を身につけることを目的とする.
概要
各自,建設系研究室が示したプロジェクト·テーマから1つを選んで,教員の指導を受けて演習を行う.この演習は4 年生に実施する卒業研究の準備としても位置づけられており,教員の指導のもとに,まとまった研究·調査を自主的に遂行し,その成果を公表·発表する能力を養うことが本演習の概要である.12グループからなる研究室が担当する.具体的テーマ,演習内容については学期はじめに発表される.
キーワード
情報収集力,創造発想力,論理的思考力,グループ活動,プレゼンテーション
要件
全員履修すること.(【備考】参照)
注意
なし
目標
1. | 1 計画的実行能力とプレゼンテーション能力を身につけることを目標とする.すなわち,課題を発見して,調査,分析,整理を通じて,解決策を発案し,発表する能力を身につける.さらに,チームで役割を認識し,チームワークで作業を行うこと.さらには視覚プレゼンテーションを用いて口頭で効果的に発表できる能力を身につける. |
計画
1. | ガイダンス研究グループ説明 |
2. | 調査テーマの発掘1 ブレーンストーミング |
3. | 調査テーマの発掘2 項目の絞り込み,評価·選択 |
4. | 調査1 関連資料収集,ヒアリング,文献収集など |
5. | 調査2 関連資料収集,ヒアリング,文献収集など |
6. | 分析1 資料分析 |
7. | 分析2 資料分析 |
8. | 解決策の発案1 ブレーンストーミング |
9. | 〃 |
10. | 調査·実験1 調査計画·実験計画 |
11. | 調査·実験2 調査·実験実施 |
12. | 調査·実験3 調査·実験の分析·整理 |
13. | 総括 とりまとめ |
14. | セミナー発表会準備 |
15. | 発表会 相互評価 |
評価
到達目標の達成度を,各グループの指導教員による参加状況と能力の評価点(70%),能力に関する自己評価点(10%),グループ内での相互評価点(10%)ならびに,発表会における発表内容に対する教員·学生の評価点(10%)の合計で評価し,総合評価100 点満点で60 点以上あれば到達目標をクリアしたとする.成績評価は総合評価点とする.
JABEE合格
成績評価と同じ.
JABEE関連
本学科の教育目標の4(1)に20%,4(2)に20%,4(3)に 30% ,5(1)に15%,5(2) に15%それぞれ対応する.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
なし
参考資料
教員より参考書等が示されることがある.
連絡先
- オフィスアワー: 2005年度前期:金曜日14:35∼16:05<昼間コース>,火曜日18:00∼19:30<夜間主コース>
- オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること
- オフィスアワー: 学科の掲示板を参照.
- オフィスアワー: 年度ごとに学科の掲示を参照すること
備考
1. | ①毎日学習時間記録簿をつけ,週に1度指導教員のチェックを受けること.学習時間記録簿は発表会終了後指導教員に提出のこと. |
2. | ② 成績評価は平常点のみ. |