環境計画学
Environmental Design
目的
持続可能な社会の形成を目標とする環境計画の構造と手法について理解し,各人がその立案に関わり,活動できる基本的な能力を習得する.
概要
環境計画に係わる,環境問題の発生のしくみと歴史(授業計画2-7回),国内外の環境法,環境経済,環境技術(授業計画8-14回)について,その詳細を講述するとともに,簡単な環境保全プログラムを自ら作成・実施し,評価する(授業計画1,15-16回,レポート).
キーワード
環境基本法,地球温暖化,廃棄物再利用,公害問題,生物多様性,環境家計簿
要件
なし
注意
なし
目標
1. | 環境問題の環境基本計画の4つのキーワード(循環,共生,参加,国際的取り組み)と各種法律の関わりと国際政治の背景,環境計画に必要な概念や手法,技術について説明することができる.(授業計画1-14回) |
2. | 簡単な環境保全活動を作成・実施し,その評価を環境家計簿により行うことができる.(授業計画15-16回,レポート) |
計画
1. | ガイダンス,環境家計簿グループ作り,アンケート |
2. | 日本の公害・環境汚染(復習レポート1) |
3. | 世界の公害・環境汚染(復習レポート2) |
4. | 地球温暖化とCO2排出量削減(復習レポート3) |
5. | これからの環境問題(復習レポート4) |
6. | 環境計画と環境技術1 |
7. | 中間試験(復習レポート6) |
8. | テスト返却,環境計画と環境技術2 |
9. | 環境計画と環境技術3 |
10. | 環境計画と環境技術4 |
11. | これからの環境計画1 |
12. | これからの環境計画2 |
13. | これからの環境計画3 |
14. | 定期試験(復習レポート13) |
15. | 環境家計簿発表会(復習レポート14) |
16. | テスト返却,最新事例の紹介 |
評価
目標①:中間テストと期末試験(50点),目標②:環境家計簿(50点) 評価:目標①と②が6割以上で合格,かつ目標①と②の合計点を本科目の評点とする
対象学生
他学科,他学部学生も履修可能.
教科書
新版 環境工学 (住友恒ら,理工図書)
参考資料
環境白書
連絡先
山中(総合研究実験棟(エコ棟)504号室, 088-656-7334, yamanaka@eco.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 火曜,14:35-17:50
備考
1. | 止む無く欠席する場合は,事前に山中教員まで必ず連絡すること.昼間コース学生のJABEE合格は【成績評価】と同一である. |
2. | 使用した資料などは適宜u-Learningに掲載する |