機械設計製図
Design of Machine Elements and Drawing
教授・石原 国彦
2単位
目的
機械設計製図では,対象とする機械装置が効率良く,長時間にわたって高い信頼性を維持しながら 所定の機能を発揮出来るような機械を設計する. その設計内容を製作図面として完結させる.
概要
題材として小型風力発電装置の設計を行う. まず講義で,風車の概要,プロペラの設計方法等を教え,各自に出力の違った風車を設計計算させ,風車の組立図を完成させる.
先行科目
要件
流体力学の基礎を理解していること.
注意
設計計算をするので,電卓を持参のこと.
目標
1. | 与えられた設計条件に対応する設計計算ができる. |
2. | 具体的な設計図が作成できる. |
3. | 製作図が作成できる. |
計画
1. | 風車の概要 |
2. | 風車の出力 |
3. | プロペラ |
4. | 高速回転防止装置 |
5. | 歯車 |
6. | 部品図 |
7. | 部分組立図 |
評価
講義に対する理解力の評価は,受講姿勢,計算書,組立図の成績を総合して行う.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
プリント
参考資料
牛山泉·三野正博共著「小型風車ハンドブック」パワー社
大橋秀雄著「流体力学(1)」コロナ社
連絡先
石原(M518,656-7366,ishihara@me.tokushima-u.ac.jp)
備考
流体力学,流体機械の基礎知識を前提として講義する.