2008年度 工学部 機械工学科 夜間主コース — [必修] 3年(後期)

機械設計製図

Design of Machine Elements and Drawing

教授・石原 国彦

2単位

目的

機械設計製図では,対象とする機械装置が効率良く,長時間にわたって高い信頼性を維持しながら 所定の機能を発揮出来るような機械を設計する. その設計内容を製作図面として完結させる.

概要

題材として小型風力発電装置の設計を行う. まず講義で,風車の概要,プロペラの設計方法等を教え,各自に出力の違った風車を設計計算させ,風車の組立図を完成させる.

先行科目

基礎の流れ学

要件

流体力学の基礎を理解していること.

注意

設計計算をするので,電卓を持参のこと.

目標

1.与えられた設計条件に対応する設計計算ができる.
2.具体的な設計図が作成できる.
3.製作図が作成できる.

計画

1.風車の概要
2.風車の出力
3.プロペラ
4.高速回転防止装置
5.歯車
6.部品図
7.部分組立図

評価

講義に対する理解力の評価は,受講姿勢,計算書,組立図の成績を総合して行う.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

プリント

参考資料

牛山泉·三野正博共著「小型風車ハンドブック」パワー社

大橋秀雄著「流体力学(1)」コロナ社

連絡先

石原(M518,656-7366,ishihara@me.tokushima-u.ac.jp)

備考

流体力学,流体機械の基礎知識を前提として講義する.