2008年度 工学部 知能情報工学科 夜間主コース — [選択] 3年(前期)

データベース

Information Retrieval

准教授・獅々堀 正幹

2単位

目的

データベース設計,管理において必要な知識を理解させる.特に,データベース設計過程で重要な概念設計,論理設計技術,及びデータベース操作言語を修得させる.

概要

講義の前半では,データベースの概念設計,論理設計に話題を絞り,関係型データモデル,ER図の作成方法,表の正規化等を理解させる.後半では,データベースのプログラミング,管理に話題を絞り,データ操作言語SQL,及びトランザクション処理,DBMSの機能について講述する.

キーワード

データベースシステム,データベース概念設計,データベース論理設計,データベース操作言語,トランザクション処理

要件

コンピューター入門1,2,データ構造とアルゴリズム1,2の科目を履修していることが望ましい.

目標

1.データベースの設計法を習得し,データモデリングを行える力を育成する.
2.データベース操作言語を習得し,アプリケーション設計を行える力を育成する.

計画

1.データベース設計とは?
2.リレーショナルデータモデル
3.リレーショナル代数
4.リレーショナル代数演習
5.概念設計(ER図の作成)
6.論理設計(第1,2,3正規形)
7.論理設計の演習
8.中間試験
9.SQL概要 中間試験模範解答の解説
10.SQL言語(表の結合)
11.SQL言語(SELECT文・集約関数等)
12.SQL言語(SELECT文・副問合せ)
13.SQL言語(表の更新)
14.データベースマネージメントシステム
15.トランザクション処理
16.定期試験

評価

筆記試験(中間試験と定期試験の平均点)70点,平常点(レポートの内容,発表回数,出席)30点とし,合計60点以上を獲得した者を合格とする,

対象学生

開講コースの学生

教科書

講義中に資料を配布する.

参考資料

講義中に説明する.

連絡先

獅々堀(D棟214, 088-656-7508, bori@is.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 水曜日5·6校時

備考

講義内での発表は自発的に挙手した学生を優先するので,積極的に講義に参加すること.