マイクロコンピュータ回路
Microcomputer Circuits
助教・榎本 崇宏
2単位
目的
マイクロコンピュータ内で使用される論理回路とその応用であるマイクロコンピュータの内部動作の理解が目標である.
概要
論理回路と論理設計を解説する.次にマイクロコンピュータで使用されるディジタルICの動作を説明する.そしてマイクロコンピュータの内部構造,周辺回路及び各種汎用入出力ICの動作を説明する.(講義形式)
キーワード
論理回路,インターフェース,メモリ,CPU,アキュムレータ
関連科目
要件
「離散数学入門」,「電子回路」を受講しておいてほしい.並列開講の「ディジタル回路」はマイクロコンピュータの理解や設計·製作する際に必要となるので必ず受講しておくこと.
目標
1. | マイクロコンピュータと外部機器等を接続するインターフェースのディジタル回路が理解できる. |
2. | マイクロコンピュータの基本動作が理解できる.(授業計画1∼7,9∼15および中間試験と期末試験による) |
計画
1. | 論理回路と論理関数 |
2. | 論理関数の設計 |
3. | 論理式の簡単·レポート |
4. | 基本論理ゲートとその動作(真理値表) |
5. | フリップフロップとその動作(タイミングチャート) |
6. | ディジタルICとその電気特性 |
7. | ディジタルICの応用回路 |
8. | 中間試験 |
9. | メモリ回路 |
10. | マイクロプロセッサ |
11. | 入出力ポート |
12. | 汎用入出力ポートIC·レポート |
13. | 直列データ転送IC |
14. | 割り込み制御回路及びDMA回路 |
15. | 質問·総括 |
16. | 期末試験 |
評価
講義に対する理解力の評価は講義への参加状況,レポートの提出状況と内容,中間試験及び期末試験の成績を総合して行う.
対象学生
開講コース学生のみ履修可能
教科書
青木由直·恩田邦夫著「マイクロコンピュータ講義」昭晃堂.
連絡先
榎本(E棟3階北C-3, 088-656-7476, emoto@ee.tokushima-u.ac(no-spam).jp)