2008年度 工学部 化学応用工学科 夜間主コース — [選択] 1年(前期)

無機工業化学

Industrial Inorganic Chemistry

准教授・外輪 健一郎

2単位

目的

様々な無機材料の性質および,製造方法を理解する.

概要

硫酸,硝酸などをはじめとする各種無機材料の製造プロセスを解説する.化学プロセスは省エネルギー,省資源化のための様々な工夫が施されている.製造プロセスと個別の特徴の解説を通して,化学物質の製造における留意点を説明する.

キーワード

無機材料,生産量,省エネルギー

要件

なし

注意

授業中に指示する資料(書籍,インターネットホームページなど)を必ず参照しておくこと.

目標

1.硫酸,硝酸などの物質の製造プロセスを述べることが出来る.
2.半導体などの無機材料の製造法と用途を述べることが出来る.

計画

1.無機化学工業の概要,現状
2.硫酸工業
3.硝酸工業
4.リン酸工業
5.製塩工業
6.ソーダ工業
7.ガラス工業
8.中間試験
9.セメント工業
10.半導体
11.圧電体·焦電体
12.センサー
13.生体材料
14.炭素材料
15.電池
16.定期試験

評価

小テスト20点,中間試験30点,定期試験50点を加算し,60点以上を合格とする.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

塩川二朗編,「無機工業化学」

参考資料

講義中に紹介する.

連絡先

外輪(化307, 088-656-4440, sotowa@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜16:00から17:00,火曜16:00から17:00.このほかでも在室時は対応可能の場合あり.