システム設計
System Design
形態
講義
目的
システム設計を行うための基礎知識として,問題点の分析と把握,モデリング,制御等の代表的な方法を理解させることを目的とする.
概要
システムは人間が所定の目的を達成するために様々な要素を有機的に組み合わせて構成するものであり,設計の手順は,問題点の分析と把握,目的設定,設計,解析と最適化,評価などの多数の過程から成り立っている.この講義の前半部分では問題点の分析と把握あるいは目的設定に関する手法として,ブレーンストーミング法,NM法,KJ法を用いたデータの収集,分析,構造化の具体例を述べる.後半部分では設計や解析に関する手法として,産業機械を例にとってモデリング,制御.シミュレーションの具体的方法を述べる.工業にかかわる科目である.
キーワード
ブレーンストーミング法,NM法,KJ法,モデリング,運動方程式,振動制御
先行科目
関連科目
要件
学部教育における設計工学と自動制御理論を理解していること
目標
1. | システム設計の手順を理解すること |
2. | 収集したデータの構造化法を理解すること |
3. | 産業機械の制御のためのモデリング法を理解すること |
4. | 防振制御の理論とシミュレーション法を理解すること |
計画
1. | システム設計の手順(1) |
2. | システム設計の手順(2) |
3. | データ収集法 |
4. | データ分析法 |
5. | データ構造化法 |
6. | アイデア発想法(1) |
7. | アイデア発想法(2) |
8. | 中間試験 |
9. | モデリング |
10. | 運動方程式(1) |
11. | 運動方程式(2) |
12. | モード解析 |
13. | 防振制御(1) |
14. | 防振制御(2) |
15. | シミュレーション |
16. | 期末試験 |
評価
2つの試験とレポートで評価する.
対象学生
開講コース学生のみ受講可能
教科書
授業中に紹介する.
参考資料
授業中に紹介する.
連絡先
小西(M423, 088-656-7383, konishi@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
岡田(M123, 088-656-7395, okada@me.tokushima-u.ac(no-spam).jp)