2008年度 先端技術科学教育部 環境創生工学専攻 化学機能創生コース 博士後期課程

材料物性化学

Materials Chemistry

教授・魚崎 泰弘, 教授・金崎 英二

2単位

形態

講義

目的

分子論的立場からの流体·固体物性の理解(魚崎).金属イオンを含む分子性結晶の構造と電子状態(金崎).

概要

無機,有機及び有機無機複合材料の機能設計,合成及び物性を分子論的立場から理解する為に必要な電気化学,量子化学,化学熱力学,表面化学,固体化学及び材料化学等における最近の発展を講述する. (魚崎泰弘准教授)流体(気体,液体)の物性を,ミクロレベルで理解し,集合系の特異な性質·機能の開発と応用について講述する. (金崎英二教授)イオン性結晶,分子性結晶及び非晶質等における固体化学の基礎や,材料化学の最近の展開を主として分子科学の観点から論ずる.

キーワード

超臨界流体

先行科目

化学機能創生特別演習,化学機能創生特別研究

関連科目

化学機能創生特別演習,化学機能創生特別研究

要件

特記事項無し

目標

1.流体の構造と性質を理解し,応用能力を養う.
2.凝縮固体の性質を分子論的立場から考察することができる.

計画

1.流体の構造
2.流体の性質
3.超臨界流体の特性(1)
4.超臨界流体の特性(2)
5.超臨界流体の最新の利用技術
6.分子の性質(1)
7.分子の性質(2)
8.分子の電子状態(1)
9.分子の電子状態(2)
10.分子の電子状態(3)
11.分子の電子状態(4)
12.分子の電子状態(5)
13.分子集合体(1)
14.分子集合体(2)
15.分子集合体(3)
16.試験

評価

定期試験とレポートのプレゼンテーションにより評価する.

対象学生

開講コース学生のみ履修可能

教科書

最初の講義の際に指定する

連絡先

魚崎(化510, 088-656-7417, uosaki@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 月曜日 17:00-18:00
金崎(化516, 088-656-9444, kanezaki@chem.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 年度毎に学科の掲示を参照すること