2008年度 人間·自然環境研究科 修士課程 人間環境専攻·自然環境専攻 研究科共通科目 環境基礎領域 — 1年(後期), 2年(後期)

2008年度 人間·自然環境研究科 修士課程 臨床心理学専攻 研究科共通科目 — 1年(後期), 2年(後期)

地域社会環境論

教授・中嶋 信, 教授・三好 德和, 准教授・沼子 千弥

2単位

目的

地域社会が抱える環境問題を分析する視点や方法をセミナー形式で学びます.廃棄物問題を糸口に,諸科学の総合·融合の可能性を探ります.担当教員は経済学·化学·地学を専門としており,その協同によって総合的な研究の進め方を提示することも目的のひとつです.

概要

廃棄物問題を総合的に考察し,維持可能な社会に向けての課題を明らかにします.

キーワード

一般廃棄物,産業廃棄物,環境評価,維持可能な発展

注意

セミナーを効果的に運営するため,報告や討論の準備を進めた上で授業に参加して下さい.さまざまな科学の視点や方法を積極的に受け入れるよう心がけて下さい.文献講読では輪番で口頭報告を求めます.文系·理系を問わず,総合科学に関心を持つ学生の履修を期待します.

目標

1.廃棄物問題に関する総合的な視座を得る.諸科学の総合·融合の意義や進め方を理解する.

計画

1.授業開始時にガイダンスを行い,講義計画を明らかにします.概ね,参考文献を講読し,状況に応じてゲスト講演や現地視察を組み込むことがあります.

評価

報告内容の水準や討論への寄与の状況などで総合的に評価します.

再評価

なし

教科書

大阪から公害をなくす会『市民の環境安全白書』自治体研究社,2006年ほか

連絡先

授業担当教員