2008年度 人間·自然環境研究科 修士課程 人間環境専攻·自然環境専攻 研究科共通科目 現代科学基礎領域 — 1年(前期), 2年(前期)

生命科学特論I

教授・小山 保夫

2単位

目的

毒性科学系の学術誌に掲載される原著論文が現実の環境問題を解決する緒になっているのか,考察する.

概要

環境問題を考える上で毒性科学の役割とは何か.

注意

問題についての意見を求めますから,会話ができること.

目標

1.環境科学系の原著論文に於ける考察部分の真偽を見極めたい.

計画

1.毒性科学系学術誌に掲載される化学物質,内分泌撹乱物質など原著論文を読み,どの様にこれらの問題が変化して来たか,それを論議する.
2.原著論文解説1(Toxicology)
3.原著論文解説1についての討議
4.原著論文解説2(Environmental Toxicology and Pharmacology)
5.原著論文解説2についての討議
6.原著論文解説3(Environmental Toxicology)
7.原著論文解説3についての討議
8.原著論文解説4(Toxicology Letters)
9.原著論文解説4についての討議
10.原著論文解説5(Toxicology and Applied Pharmacology)
11.原著論文解説5についての討議
12.原著論文解説6(Pharmacology and Toxicology)
13.原著論文解説6についての討議
14.原著論文解説7(Cell Biology and Toxicology)
15.原著論文解説7についての討議
16.全ての科学的な考察が意味があるか,討議する.

評価

講義中の論議の内容から成績を評価します.論議が進まない場合にはレポートということになります.

教科書

環境科学系学術誌の原著論文を資料として使います.

連絡先

小山(3N06, 088-656-7256, oyama@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 講義後30分間·細胞情報学研究室(3N06)·oyama@ias.tokushima-u.ac.jp