2008年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 欧米文化 — 1年(後期), 2年(後期)

英米言語文化環境論演習

准教授・樋口 友乃, 教授・井上 永幸

2単位

目的

Vladimir Nabokovや Edward W. Said の著作の講読を中心に,「亡命文学(故国喪失者による文学)」への理解を深めることを目的とする.

概要

Edward W. Said の Reflections on Exile: And Other Essaysの講読を中心とする.必要に応じて他の亡命作家の作品の講読も適宜取り入れながら,「亡命文学(故国喪失者による文学)」に対する理解を深める.

キーワード

現代文学,故国喪失者による文学

注意

同じ教員が担当する『英米言語文化環境論』を前期に履修しておくこと.演習形式で行うので必ず予習をしてくること.

目標

1.「亡命文学(故国喪失者による文学)」に対する理解を深める.

計画

1.イントロダクション
2.How Not to Get Gored
3. 〃
4. 〃
5.Introduction to Moby-Dick (1)
6.Introduction to Moby-Dick (2)
7.Introduction to Moby-Dick (3)
8.Traveling Theory (1)
9.Traveling Theory (2)
10.Traveling Theory (3)
11.Traveling Theory Reconsidered (1)
12.Traveling Theory Reconsidered (2)
13.Traveling Theory Reconsidered (3)
14.Intellectual Exile
15. 〃
16.まとめ

評価

担当箇所の読解,および授業への参加状況などを総合的に判断して評価する.

再評価

無し

教科書

プリントを配布する.

連絡先

樋口(thiguchi@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)