2008年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 欧米文化 — 1年(後期), 2年(後期)

英米言語特論演習

准教授・山田 仁子

2単位

目的

人間同士のコミュニケーションについて,具体的な例を多く深く分析することで,客観的に観察する力を養う.

概要

親しい者同士の間で交わされる会話で,なぜ気持ちのすれ違いが起きるのかについて書かれた本を読む.また,さらに,自らの日常生活で体験する会話についても,客観的に観察してみる.

キーワード

英語学

先行科目

英米言語特論

注意

予習を欠かさないこと. 積極的に問題点をみつけ解決に向かって考えること. 前期の英米言語特論に継続して読み進めるが,前期に受講していてもしていなくても,本演習を受講することは可能.

目標

1.会話において,話し手の意図とことば,そして聞き手が捉える意味との関係を分析する力を高める.

計画

1.第1週 イントロダクション 受講を決定している者はテキストを各自購入の上持参すること.
2.第2週∼第15週 テキストを適宜読んでいく
3.第16週 レポート提出

評価

レポートに加え,授業参加における態度も勘案して評価する.

再評価

教科書

Tannen, Deborah, I only say this because I love you (Ballantine Books)

参考資料

Tannen, Deborah. That's Not What I Meant! (Ballantine Books)

連絡先

山田(hitokoy@yahoo.co(no-spam).jp)
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