ドイツ言語·文化特論
教授・桂 修治
2単位
目的
現代のドイツ語圏の幅広いテクストを取り扱いながら,ドイツ語圏の文化の特質を考察する.そこでは,文学テクストも,社会や時代を読み解く重要な資料となる.また,それぞれの言語表現の意味するところは,しばしば,その言語が使用される社会のありように規定されることが多い.この意味で,社会文化的基盤に規定される意味の違いを考えることが重要である.本講義では,教育,環境保護,社会福祉·外国人問題などのテーマを取り扱い,これらを,種々の資料を取り扱いながら,言語を中心とした意味の総体として再構成することを目指す.
概要
テクストを読みながら,現代ドイツ語圏の社会文化を考える.
注意
ドイツ語の初歩的知識は持ち合わせていることが望ましい.積極的な受講を期待する.
目標
1. | テクスト理解を通して,現代ドイツ語圏の社会の実情を知ること. |
計画
1. | それぞれのテーマを扱ったテクストを読みながら,ディスカッションを行う.日本で調査可能なことがらについては,受講者にも発表してもらう. |
評価
授業への取り組みと,期末の発表により行う.
教科書
プリント教材を配布する.参考書などは,授業で紹介する.
連絡先
桂(2308, 0886-656-7136, katsura@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
- オフィスアワー: 木曜3·4,金曜5·6