2008年度 人間·自然環境研究科 人間環境専攻 修士課程 選択科目 欧米文化 — 1年(後期), 2年(後期)

アメリカ社会文化特論演習

教授・上野 加代子

2単位

目的

この演習では,上記の授業テーマのもとに,各自が,専門論文を読み,考察し,論文を書く力を養う.受講者には論文形式のレポートを提出してもらい,それにもとづいて論文作成の指導もあわせて行う.

概要

アメリカ社会文化の諸現象について社会学的に分析·考察する.

注意

アメリカ社会文化特論を履修していることが望ましい.履修していない人は,P.コンラッド&J.シュナイダー『逸脱と医療』を読んでおくこと.

目標

1.英語の専門論文が英語辞書を使って読めるようになり,論文作成にも慣れる.

計画

1.受講生が,自分の関心にそって課題研究を選択し,文献を読み,それを討議する方式で演習を進めていく.課題は,アルコール依存症,少年非行犯罪,児童虐待,精神病,子どもの多動症のうちひとつを選択.
2.課題毎の必読文献のリストの基本は担当者が提示する.必読文献には英語の文献が含まれる.受講者は,統計データ資料と読みたい文献があれば,適宜を付け加えていってほしい.

評価

授業への参加,発表,レポートを総合的に評価する.

教科書

担当者が,課題毎の必読文献のリストを初回授業で配布する.

連絡先

上野(088-656-7682, ueno@ias.tokushima-u.ac(no-spam).jp)
オフィスアワー: 毎週木曜日11時50分∼12時50分